天声犬語

例えばの話だ。

その人が情緒不安定を理由に精神科の医師を尋ねたとする。


『私、最近変なんです。。』

こう言える人は正常である。しかし、


ある人は医師のもとへ連れられて行ってこう言うのだ。

『何で俺がこんな所へこなきれゃいけないんだ？俺は正常だよ！』

これはまず間違いなく異常であろうよ。


以上、今夜の『天声犬語』でした。



妬みは恐ろしい。

この怨念は実に身勝手な一方通行であって、妬まれる人には嫌われるような思い当たるふしを何ら見い出すことができない。


生まれてこのかた、妬まれるほど魅力もパワーも持ち合わせていない私には人から妬まれることにある種の羨望すら感じることもあるが、妬まれている当人様にとってはとんだ災難である。


がしかし、自分のやってることに罪悪感を持っていない異常者にはやってることの不毛に気付かせてやる必要はあるだろう。いちばんの対抗策は目には目を！である（笑）。


部外者である私が言うのはお門違いであるが異常者の主張を許してしまったら先に見えるのは混沌しか有り得ない。